Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS検証ツールにゼロデイ脆弱性、セキュリティ対策ソフトの制御奪取に悪用可能

Windows用の実行時検証ツール「Microsoft Application Verifier」に、コードインジェクションが可能となる脆弱性が見つかった。発見したセキュリティベンダーは、多くのセキュリティ対策ソフトが脆弱性を悪用した攻撃に対して無防備であり、乗っ取られるおそれがあるとして、攻撃手法を「DoubleAgent」と名付けた。

20170323_ct_001.jpg
Cybellumが公開したデモ動画の1シーン

問題の脆弱性は、Windows上で動作するアプリケーションの実行時検証ツールとして提供されている「Microsoft Application Verifier」に存在し、イスラエルのセキュリティベンダーであるCybellum Technologiesが公表した。

「Windows XP」以来、15年にわたり存在しており、「Windows 10」においても影響を受けるとしている。

「Microsoft Application Verifier」は開発者向けの検証ツールだが、同社によれば、通常の検証機能をカスタムした検証機能に変更できる機能が存在。同機能を攻撃者が悪用することで、あらゆるアプリケーションにライブラリファイルを読み込ませ、制御を奪うことが可能で、再起動など行っても影響が続くという。

(Security NEXT - 2017/03/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Pepperl+FuchsやComtrolの制御機器に脆弱性 - ファームウェアの更新を
ルータなどで広く利用されるDNSに脆弱性「DNSpooq」が判明
「Chrome 88.0.4324.96」で36件のセキュ修正 - 深刻な脆弱性も
Oracle、「Java SE」の脆弱性1件を修正
「Java SE」のアップデートが公開、脆弱性8件を解消
Oracle、四半期ごと定例アップデートを公開 - 脆弱性202件に対応
小規模向けの一部Cisco製ルータに深刻な脆弱性 - 更新予定なく利用中止を
医療機関向けデータ管理システムの旧版に深刻な脆弱性
SonicWall製セキュリティアプライアンスに脆弱性
SAP、1月の月例パッチをリリース - 深刻な脆弱性へ対処