Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VMware Workstation」「Fusion」のドラッグ&ドロップ機能に深刻な脆弱性

「VMware Workstation」や「VMware Fusion」に深刻な脆弱性「CVE-2017-4901」が含まれていることがわかった。

同社によれば、ドラッグ&ドロップ機能の処理にメモリ破壊の脆弱性が存在し、ゲストによりホストOS上でコードを実行されるおそれがあるという。重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」。

同脆弱性は、「Workstation Pro」「同Player」「Fusion」「同Pro」に存在。「ESXi」に関しては影響を受けないとしている。

同社では、アップデートとなる「VMware Workstation 12.5.4」および「Fusion 8.5.5」をリリース。また「VMware Workstation Player」以外では、「ドラッグ&ドロップ」および「コピー&ペースト」の機能を無効化することで脆弱性の悪用を回避することが可能であるとしている。

(Security NEXT - 2017/03/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

前月の更新で「Bamboo」「Jira」など脆弱性14件を修正 - Atlassian
シークレット管理ツール「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性
アイ・オー製NAS管理アプリに権限昇格の脆弱性
コンテナ保護基盤「NeuVector」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
GitLab、アップデートを公開 - 脆弱性7件を解消
「BIND 9」にキャッシュポイズニングなど複数脆弱性
端末管理製品「LANSCOPE」の脆弱性狙う攻撃に注意喚起 - 米当局
ZohoのAD管理支援ツールに脆弱性 - アップデートで修正
脆弱性狙われる「Oracle EBS」、定例パッチでさらなる修正
Oracle、定例パッチを公開 - 脆弱性のべ374件を修正