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「Windows 7」からのOS移行、2割がEOLにまにあわない可能性

2020年の進捗率予想も80%にとどまり、5台に1台がまにあわないと予測。特に500人以上の大企業は73.5%と低い割合を示したという。

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「Windows 10」への切替え計画がある企業における台数進捗率(グラフ:IDC Japan)

IDC Japanでは同調査結果を踏まえ、「Windows XP」では1年前の稼働率が29.3%だったことに注目。2019年の予想進捗率と比較し、大量の買い替え需要が発生し、その後企業向けパソコン市場が冷え込む可能性があると予測した。

ただし、「Windows XP」の29.3%という数字は、2013年当時、企業において稼働するPC全体の割合であった一方、今回明らかとなった34.6%という割合は、あくまで移行計画を進める企業においての進捗率であり、PC全体の稼働率ではないため、単純に比較できず、注意が必要。

(Security NEXT - 2017/03/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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