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MS、定例外の修正パッチを急遽リリース - Adobe Flash Playerの脆弱性に対処

「パッチチューズデー」に公開される「Adobe Flash Player」の修正にあたり、従来よりMicrosoftでは、同日にリリースする月例更新プログラムでブラウザに同梱される「Adobe Flashライブラリ」の脆弱性へ対応してきた。

しがし、2月に関しては公開直前に月例セキュリティ更新に問題が見つかり、3月へと延期。2016年10月より「Windows 7 SP1」以降についてすべてのアップデートを単一のプログラムで提供する「ロールアップモデル」を採用していることも影響し、「Adobe Flash Player」のアップデートも提供されておらず、今回の定例外による対応となった。

対象となるプラットフォームは、「Windows 8.1」「Windows RT 8.1}「Windows 10」「Windows Server 2012」「同2012 R2」「同2016」。既定の設定では自動更新が有効となっており、自動で適用されるとしている。

今回修正した脆弱性は以下のとおり。

CVE-2017-2982
CVE-2017-2984
CVE-2017-2985
CVE-2017-2986
CVE-2017-2987
CVE-2017-2988
CVE-2017-2990
CVE-2017-2992
CVE-2017-2991
CVE-2017-2993
CVE-2017-2994
CVE-2017-2995
CVE-2017-2996

(Security NEXT - 2017/02/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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