MS、定例外の修正パッチを急遽リリース - Adobe Flash Playerの脆弱性に対処
Microsoftは、「Adobe Flash Player」に含まれる脆弱性13件へ対応するセキュリティ更新プログラム「MS17-005」を定例外で急遽公開した。

「MS17-005」を公開したMicrosoft
Adobe Systemでは、各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあたる2月14日にセキュリティアップデート「APSB17-04」を公開しており、Microsoftにおいても、ブラウザが脆弱性の影響を受けることから対処したもの。
Adobe Systemsは、「APSB17-04」の重要度を3段階中もっとも高い「クリティカル(critical)」にレーティングしており、「メモリ破壊」や「バッファオーバーフロー」をはじめ、「型の取り違え」「use after free」など、あわせて13件の脆弱性に対処していた。
「APSB17-04」は、単独で提供する「Adobe Flash Player」にくわえ、「Internet Explorer」や「Microsoft Edge」の同梱版にも影響。適用優先度は、2月14日の公開より72時間以内の適用を目安とする3段階中もっとも高い「1」とされる。
(Security NEXT - 2017/02/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を

