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健保組合向けサービス「KenCoM」に不正ログイン - ポイント不正利用も

DeSCヘルスケアの健康保険組合向けサービス「KenCoM」が不正アクセスを受け、ポイントを不正に利用される被害が発生していたことがわかった。

同社によれば、2月6日夕方、健康保険組合向けのウェブサービスにおいて、本来の利用者とは異なる第三者が不正にログインを試みる「パスワードリスト攻撃」を受けたもの。

2月10日までの時点で435件のアカウントがなりすましによるログインを許し、氏名や健康保険組合名などが閲覧されたほか、総額2万4400円相当のポイントが不正に交換されたという。現在、サービスは一時的に停止している。

同社では、今回の不正ログインで使用されたアカウント情報について、同社以外で入手されたものであると説明。対象となる会員に、パスワードの再設定に関する案内を行っている。

(Security NEXT - 2017/02/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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