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「SQLi攻撃」で最大13万件の顧客情報が流出 - 日販グループ会社

日販アイ・ピー・エスのウェブサーバが不正アクセスを受けた問題で、調査を進めていた同社は、クレジットカード情報など顧客の個人情報が外部へ流出したことを明らかにした。

今回情報流出が明らかとなったのは、同社が運営する海外在住者向けの通販サイト「CLUB JAPAN」、および雑誌の定期購読専門通販サイト「MagDeli」に登録されていた最大13万1936件分の顧客情報。

大半は会員のIDやメールアドレスだが、カード名義やカード番号、有効期限などクレジットカード情報30件や暗号化されていないログインパスワード38件も含まれる。また氏名や住所、電話番号、口座情報など「CLUB JAPAN」のアフィリエイト会員に関する個人情報317件も流出したおそれがある。

ウェブサーバの脆弱性を突かれ、「SQLインジェクション攻撃」を受けたもので、2016年12月23日から27日にかけて情報が流出したと見られている。

(Security NEXT - 2017/02/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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