Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「ウイルス検出」とだます偽警告、1年間で約15倍に

同四半期に寄せられた相談件数は3795件。前四半期の4367件から13.1%減少した。「ワンクリック請求」に関する相談は487件で、前四半期の558件から12.7%減となった。そのうちスマートフォンを対象にした相談は158件で、前期の159件とほぼ同水準だった。

また、実際に検知していないにもかかわらず、「ウイルスを検出した」などの偽警告でユーザーの不安をあおり、電話をかけさせて製品の購入やサポート契約に誘導する「ウイルス検出の偽警告」に関する相談が833件寄せられた。前年同期の57件から1年間で約15倍へと急増している。

20170130_ip_001.jpg
偽警告に関する相談件数の推移(グラフ:IPA)

(Security NEXT - 2017/01/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サイバー攻撃で顧客管理システムのPWが流出 - 車検チェーン店
サポート詐欺で遠隔操作ツールをインストール - 和歌山の休日診療所
非常勤医師が自宅でサポート詐欺被害、内部に患者情報 - 和歌山の病院
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
解約手続時に部外者同席、契約情報もとに他社営業 - ジブラルタ生命
MS、10月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性3件に対応
「FortiOS」で複数脆弱性を解消 - 8月に緩和策講じたゼロデイ脆弱性も修正
「MS Edge 140」が公開 - 独自修正含む脆弱性5件に対処
MS、8月の月例セキュリティ更新で100件以上の脆弱性に対応
夏季休暇に備えてセキュリティ対策の見直しを