IPA、ランサムウェアの解説資料を公開
情報処理推進機構(IPA)は、端末内のファイルを使用できなくし、復旧を交換条件に金銭を要求する「ランサムウェア」への対策を解説した技術資料「ランサムウェアの脅威と対策」を公開した。
同機構へ「ランサムウェア」に関する相談が多数寄せられており、感染するとファイルの復旧が困難となり、被害によっては企業の存続に致命的なダメージを与える可能性もあるとして、特徴や被害を最小限に抑えるための対策など、マルウェアの概要をシンプルな手引きとして取りまとめた。
同資料では、端末ロック型やファイル暗号化型などランサムウェアの種類や流通するランサムウェアの特徴などを紹介。感染経路をはじめ、被害発生の流れや感染時の影響について説明している。
ソフトウェアのアップデートなど感染を防ぐための基本的な対策のほか、完全に感染を防ぐことは難しいとして、影響を低減するためのバックアップのポイントについて解説した。同資料は同機構のウェブサイトよりダウンロードすることができる。
(Security NEXT - 2017/01/23 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年6月1日〜2025年6月7日)
先週注目された記事(2025年5月18日〜2025年5月24日)
先週注目された記事(2025年5月4日〜2025年5月10日)
先週注目された記事(2025年4月27日〜2025年5月3日)
まもなくGWの長期休暇 - セキュリティ対策の確認を
先週注目された記事(2025年4月13日〜2025年4月19日)
先週注目された記事(2025年4月6日〜2025年4月12日)
ランサムウェアへの対処を学ぶカードゲーム - JC3が無償公開
先週注目された記事(2025年3月16日〜2025年3月22日)
2024年の不正アクセス届出166件 - 脆弱性や設定不備が標的に