「セゾンNetアンサー」の偽サイトが大量発生
セゾンカードの会員向けサービス「セゾンNetアンサー」の利用者を狙ったフィッシング攻撃が11月に引き続き確認されている。偽サイトが大量に設置されており、フィッシング対策協議会では注意を呼びかけている。

フィ対協による偽サイト(画像上)と正規サイト(画像下)の比較。見え方はアクセス環境によるもので、デザインから真偽を判断するのは困難
今回確認されたフィッシング攻撃では、「重要:必ずお読みください」といった件名でメールを送信。「第三者によるアクセスを確認した」と利用者の不安を煽り、暫定措置として利用者の登録IDを変更したとだまして偽サイトへ誘導していた。
誘導先のフィッシングサイトでは、ログインIDやパスワード、メールアドレスのほか、クレジットカードの番号や有効期限、セキュリティコードなどの入力を求めていた。
クレディセゾンでは、同様のデザインで個人情報の入力が必要となる「Netアンサー利用登録フォーム」を公開しており、正規サイトのデータが盗用されたものと見られる。11月に確認されたフィッシング攻撃でも同様のページが公開されていた。
同協議会によれば、誘導先のフィッシングサイトとして、すでに19件を確認しているという。いずれも閉鎖されているが、今後も類似した攻撃に対して注意するよう呼びかけている。
同協議会が確認した偽サイトのURLは以下のとおり。一部伏せ字となっている。
http://www.●●●●-card.bid/WebPc/USA0201UIP01SCR.do
http://www.●●●●-ecard.info/WebPc/USA0201UIP01SCR.do
http://www.●●●●-jp.club/WebPc/USA0201UIP01SCR.do
http://www.●●●●-jp.online/WebPc/USA0201UIP01SCR.do
http://www.●●●●-jp.ren/WebPc/USA0201UIP01SCR.do
http://www.●●●●-jp.site/WebPc/USA0201UIP01SCR.do
http://www.●●●●-jp.space/WebPc/USA0201UIP01SCR.do
http://www.●●●●-jp.tech/WebPc/USA0201UIP01SCR.do
http://www.●●●●-jp.top/WebPc/USA0201UIP01SCR.do
http://www.●●●●-jp.website/WebPc/USA0201UIP01SCR.do
http://www.●●●●-jp.win/WebPc/USA0201UIP01SCR.do
http://www.●●●●-jp.xyz/WebPc/USA0201UIP01SCR.do
http://www.●●●●-plus.info/WebPc/USA0201UIP01SCR.do
http://www.●●●●.club/WebPc/USA0201UIP01SCR.do
http://www.●●●●.me/WebPc/USA0201UIP01SCR.do
http://www.●●●●.pro/WebPc/USA0201UIP01SCR.do
http://www.●●●●.red/WebPc/USA0201UIP01SCR.do
http://www.●●●●.tech/WebPc/USA0201UIP01SCR.do
http://www.●●●●.top/WebPc/USA0201UIP01SCR.do
(Security NEXT - 2016/12/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
フィッシング対策協議会、設立20周年記念セミナーを11月開催
「Movable Type」のPWリセット機能に複数脆弱性 - 修正版公開
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
登録者にフィッシングメール、メアド流出か - フォトクリエイト
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
PyPI上に不正コード含む「num2words」 - 開発者がフィッシング被害
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍