Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

入試問題案や個人情報含むUSBメモリを紛失 - 大阪教育大

大阪教育大学の教員が、入試問題の素案や個人情報が保存されたUSBメモリを紛失したことがわかった。

同大によれば、12月5日に教員がUSBメモリを持ち出し、紛失したもの。翌6日になくしていることへ気が付いたという。

所在がわからなくなっているUSBメモリには、学会シンポジウム参加者38人の名簿が保存されており、そのうち11人は住所も含む。また、2017年度の入試問題案や作成中の論文、講義に使用するデータやスライドなども保存されていた。

問題のUSBメモリは教員の私物で、セキュリティ対策を講じていなかった。同大では、重要情報や個人情報について、学外への持ち出しを原則禁止しているという。

同大学では対象となる関係者に謝罪したほか、紛失した入試問題の素案について使用しないことを決定している。

(Security NEXT - 2016/12/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

バイト情報サイトから登録者情報が流出 - 転得したとの人物から連絡も
高校教諭が個人情報含むUSBメモリを一時紛失、6日後回収 - 大阪府
退職時に共済契約データ持出、内部調査で発覚 - JAえちご上越
駐車施設付置届出書含むバックアップ用USBメモリが所在不明 - 川崎市
無許可の患者情報持ち出し、サポート詐欺被害から発覚 - 近大病院
自宅で業務のため持ち出したUSBメモリを紛失 - 静岡県
FC会員情報含むUSBメモリを撮影会場で紛失 - 新日本プロレス
小学校で保護者や教職員の口座番号含むUSBメモリを紛失 - 東村山市
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
中学校で生徒の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 高槻市