Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、脆弱性情報の提供方法を2017年2月より変更 - APIも用意

マイクロソフトは、2017年2月より脆弱性情報の提供方法を刷新することを明らかにした。プレビュー版の提供を開始している。

従来同社では、各セキュリティ更新情報ごとに情報を整理し、ウェブサイトで情報を提供していたが、利用者の環境に則した情報を参照できるよう、あらたにダッシュボード形式のポータルサイト「セキュリティ更新プログラムガイド(Security Updates Guide)」を用意。

11月の月例更新よりプレビューを公開し、2017年1月の月例更新まで従来の方法と並行して提供した上で、2月には完全に移行。従来の「セキュリティ情報」を廃止し、「セキュリティ更新プログラムガイド」でのみ情報を提供する予定だ。

同サイトでは、セキュリティ更新や、関連する脆弱性情報をデータベースとして提供。利用環境やCVE番号、KB番号で検索したり、日付別によるソート、フィルタを行うことが可能。また必要な情報を取得できる「RESTful API」を提供する。

(Security NEXT - 2016/11/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

日英、IoT製品セキュラベル制度「JC-STAR」「PSTI法」で相互承認
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
先週注目された記事(2025年10月19日〜2025年10月25日)
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
政府、豪主導の「防御可能なアーキテクチャ」国際ガイダンスに署名
米当局、脆弱性悪用リストに「Oracle EBS」など5件追加
先週注目された記事(2025年10月12日〜2025年10月18日)
米当局、「AEM Forms」の深刻な脆弱性狙う攻撃に注意喚起
「Rapid7」「SKYSEA」など脆弱性5件の悪用に注意喚起 - 米当局
先週注目された記事(2025年10月5日〜2025年10月11日)