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ココン、セキュリティ領域の強化に向けてレピダムを買収

ココンは、セキュリティ領域を強化する目的でレピダムの全株式を取得し、子会社化したと発表した。

レピダムは、ソフトウェアセキュリティやネットワークプロトコル、 パーソナルデータなどの研究開発支援事業や、技術標準化戦略策定の支援などを展開している。

2014年に、「OpenSSL」でマンインザミドル(MITM)攻撃が可能となるCCSインジェクションの脆弱性「CVE-2014-0224」を報告し、注目を集めた。

レピダムでは、今後も従来と同様の経営を継続するとともに、ココンでは、2015年にイエラエセキュリティを買収しており、同社のノウハウとレピダムが持つ研究開発能力を連携させ、サービス領域の拡充などを図る。またセキュリティ診断のオートメーションツールなど共同開発を進めていく。

(Security NEXT - 2016/08/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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