Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

研修医が患者情報を無断持出 - 大阪市立総合医療センター

大阪市民病院機構は、大阪市立総合医療センターの研修医だった医師が3月の退職時に患者情報を無断で持ち出し、一時紛失していたことを明らかにした。

3月31日付けで同センターを退職した医師が、同センターの患者情報を含む資料を無断で持ち出していたことが判明したもの。専門医の登録申請のため、退院や転科した同センターの患者566人の情報をコピーした書類を持ち出し、使用していたという。

さらに7月22日1時過ぎ、同医師が現在の勤務先で作業した後、まとめきれなかった506人分の書類を自宅で作業するため持ち帰ったが、その際にタクシーへ置き忘れて一時紛失。タクシーの運転手が気付き、警察へ届け出ていた。

(Security NEXT - 2016/07/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

学生が患者の個人情報含むカルテの写真をSNSに投稿 - 名古屋大病院
申込用に公開した表計算ファイルに個人情報 - 都立豊島病院
職員が患者カルテをインスタ投稿、個人情報が残存 - 仙台市立病院
第三者のYouTube動画に患者の電子カルテ情報 - 群大付属病院
無許可の患者情報持ち出し、サポート詐欺被害から発覚 - 近大病院
チーム医療の書類を一時紛失、駅ビルで拾得 - 横市大付属病院
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
メールアカウント3件に不正アクセス、個人情報が流出 - 近大関連会社
個人情報含む書類が風で飛散、一部未回収 - 伊勢崎市民病院
患者情報含むUSBメモリを紛失 - 約1カ月後に回収