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研修医が患者情報を無断持出 - 大阪市立総合医療センター

大阪市民病院機構は、大阪市立総合医療センターの研修医だった医師が3月の退職時に患者情報を無断で持ち出し、一時紛失していたことを明らかにした。

3月31日付けで同センターを退職した医師が、同センターの患者情報を含む資料を無断で持ち出していたことが判明したもの。専門医の登録申請のため、退院や転科した同センターの患者566人の情報をコピーした書類を持ち出し、使用していたという。

さらに7月22日1時過ぎ、同医師が現在の勤務先で作業した後、まとめきれなかった506人分の書類を自宅で作業するため持ち帰ったが、その際にタクシーへ置き忘れて一時紛失。タクシーの運転手が気付き、警察へ届け出ていた。

(Security NEXT - 2016/07/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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