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患者情報含むノートPCが盗難被害 - 東京女子医科大病院

東京女子医科大学病院は、患者情報が保存されたノートパソコンが盗難被害に遭ったことを明らかにした。

同院によれば、2月はじめに同院で患者情報が保存されたパソコンが盗まれる被害が発生したもの。

直近5年分の研究目的で収集した患者情報約100人分が保存されており、患者IDや基礎疾患名、内服薬名、性別、年齢、血液検査データ、副作用の有無などが含まれる。

パソコンに保存されている患者情報については、医学研究の倫理審査における手続きを経ることなく研究に用いた可能性があるとし、さらなる調査と対応を進めるとしている。

今回の問題を受けて同院では、関係省庁へ報告し、警察へ被害届を提出した。関係者へ謝罪するとともに、パソコン内部に個人情報が保存されていた対象者に対して書面で通知するとしている。

(Security NEXT - 2025/02/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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