Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

外国人から提出された戸籍届書675件が所在不明 - 大阪市

大阪市において、外国人から提出された戸籍届書675件の所在がわからなくなっていることが明らかとなった。

2015年5月に城東区、次いで同年7月に東成区で外国人から提出された戸籍届書を紛失していることが判明したため、同市が1948年度以降の届書について調査を実施したもの。両区以外の22区役所についても調査を実施し、両区を含めあわせて675件の届書が紛失していることがわかった。

今回紛失が判明した675件については、戸籍に関する届出の受理状況を記録する「受付帳」に届書を受理した記載があったが、届書綴には綴られていなかった。届書を区役所から持ち出すことはないとし、誤って廃棄した可能性が高いとしている。

同市では、紛失した届書に関する証明発行の要請があった場合には、代替の受理証明書を交付するなど、関係者に不利益が生じないよう対応するとしている。

(Security NEXT - 2016/07/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

笹だんごの通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
学生個人情報をスケジュール管理ソフトで教員間に誤共有 - 中京大
業務用USBメモリが所在不明、患者情報含む可能性 - 虎の門病院
応募者宛のメールで送信ミス、メアドが流出 - 山陰放送
工作機械メーカーのオークマ、ドイツ子会社でランサム被害
都委託先でサポート詐欺被害 - 個人情報流出のおそれ
市サイトに個人情報含むPDFファイルを誤掲載 - 東御市
シフト管理SaaSに攻撃、従業員情報が流出 - スターバックス
小中学校4校で指導要録が所在不明、誤廃棄か - 宇都宮市
ウェブ広告に誤URL、個人情報へアクセス可能に - データ基盤サービス事業者