Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ランサムウェアの3分の2は画面ロック型 - 暗号化型が急増中

Kaspersky Labは、ランサムウェアの傾向を取りまとめた。2015年度は、画面ロック型のランサムウェアが全体の3分の2を占め、緩やかな減少傾向にある一方、暗号化型ランサムウェアが急激に拡大しているという。

Kaspersky Labが、同社のマルウェア対策製品から収集した情報に基づき、ランサムウェアの状況について分析したもの。2014年3月から2016年4月までの2年間における状況を調べた。

2015年度に暗号型ランサムウェアに遭遇したユーザーは71万8536人。前年度の13万1111人から大きく拡大した。一方、画面ロック型のランサムウェアの攻撃を受けたユーザーは159万7395人と、「暗号化型」の約2倍にのぼる。しかしながら、顕著な増加を見せる「暗号化型」とは対照的に、2014年度の183万6673人から減少したという。

(Security NEXT - 2016/06/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
サーバがランサム被害、情報流出など影響を調査 - サンエイ
まもなくGWの長期休暇 - セキュリティ対策の確認を
先週注目された記事(2025年4月13日〜2025年4月19日)
サーバがランサム感染、取引先情報が流出の可能性 - 無線通信機器メーカー
ランサムウェア対応を学べる無償教材 - 実被害事例を参考に構成
海外子会社がランサム被害、情報流出など影響を調査 - ローツェ