セキュアなアプリ開発の指標に利用できる「OWASP ASVS」日本語版
JPCERTコーディネーションセンターは、「OWASPアプリケーションセキュリティ検証標準」を公開した。同センターサイトよりダウンロードすることができる。
同資料は、OWASP(Open Web Application Security Project)がアプリケーションに求められるセキュリティ要件をまとめた「Application Security Verification Standard(ASVS)3.0.1」の日本語翻訳版。アプリケーション開発時の要件設定や、アプリケーション開発の客観的な指標などとして活用できる。
アーキテクチャ、認証、セッション管理、アクセス制御など19カテゴリについて記載。機微情報を扱う場合や、高度な信頼性が求められるアプリケーションなど、3段階の「セキュリティ検証レベル」についても示している。最新版はJPCERT/CCの公式GitHubリポジトリで参照できる。
(Security NEXT - 2016/06/23 )
ツイート
PR
関連記事
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
PHPフレームワーク「Yii2」に深刻な脆弱性 - 2月以降悪用も
「TIBCO Spotfire」に複数の深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「FortiSwitch」に深刻な脆弱性 - 管理者PW変更のおそれ
「FortiOS」関連で2件のセキュリティアドバイザリ - Fortinet
「Adobe ColdFusion」に悪用リスク高い脆弱性 - 早急に対策を
WooCommerce向けファイルアップロードプラグインに脆弱性
Bitdefenderのセキュリティ管理ツールにRCE脆弱性
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件をあらたに公開
「Chrome」にアップデート - 14件のセキュリティ修正を実施