首都圏上場100社、半数以上がDDoS対策を実施
上場しており100億円以上の売上がある首都圏内企業の半数超が、DDoS対策に取り組んでいることがわかった。
A10ネットワークスが、首都圏の1都3県に所在する売上100億円以上の上場企業を対象に調査を実施し、結果を取りまとめたもの。1月から2月にかけて100社のネットワーク担当者よりヒアリングを実施した。
DDoS対策の実施状況について聞いたところ、DDoS対策を「行っている」企業は55%、「行っていない」企業は31%だった。14%は未回答としている。回答した金融関連企業は、すべての企業がDDoS対策を実施していた。
あわせて実施したSSL通信の可視化については、21%が実施。68%は実施していなかった。未実施企業のうち41%は、SSL通信の可視化にも興味を持っていなかったという。
(Security NEXT - 2016/06/20 )
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