Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

約20人に1人が業務用スマートフォンをルート化

組織内部のセキュリティポリシーについて、「基本的なことは知っている」「よくわかっている」と答えた人はあわせて63.7%。また12.4%は、セキュリティポリシーを破った経験がある。

端末のパスワードロックについて、16.6%が設定していなかった。一方、83.4%は設定しているものの、「自分の誕生日(3.4%)」や「1234、0000など覚えやすいパスワード(5.6%)」を設定しているケースも見られる。また7.3%は業務で使用するスマートフォンを紛失した経験があった。

公式サイト以外からアプリをダウンロードしたことが「ある」との回答は8.1%。0.5%は組織内でマルウェア感染が発覚していた。また約2割が不審なサイトやポルノサイトへアクセスした経験がある。

さらに業務で利用する端末において、「ジェイルブレイク(脱獄)」や「ルート化」を行ったことがあるユーザーは、4.8%にのぼった。組織が支給した端末では5.3%にのぼり、個人の所有端末における4.6%を上回っている。

(Security NEXT - 2016/05/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「セキュリティ10大脅威2024」 - 個人の脅威は順位表示を廃止
脆弱性の届出が大幅増 - ウェブサイト関連は前四半期比2.2倍に
3Qの脆弱性届け出、ウェブサイト関連が増加
スマホ利用シーンの脅威トップ10を発表 - JSSEC
2022年4Qの脆弱性届出 - ソフトとサイトいずれも減少
2022年12月のフィッシングURL、7カ月ぶりの1万件台
2022年3Qの脆弱性届け出、ソフトとサイトのいずれも増加
小売業における端末の盗難対策、3割強 - コストや人材が不足
保護者の約1割が子どものネット履歴を確認 - 国内外でギャップも
ランサム攻撃に2割が支払い、4割は復旧できず