2016年1Qの脆弱性届出は185件 - ソフト関連が減少
2016年第1四半期に届出があった脆弱性関連情報は185件だった。また「連絡不能開発者」として12件の製品開発者名を公開した。

脆弱性の届出推移(グラフ:IPA)
情報処理推進機構(IPA)が、2016年第1四半期に届出のあった脆弱性関連情報について取りまとめたもの。
同四半期は185件の脆弱性情報が寄せられ、前期の222件から37件減となった。内訳はソフトウェア製品が100件、ウェブサイト関連が85件。前期はそれぞれ137件、85件だった。ソフトウェア製品は2014年第3四半期以降は増加傾向が続いていたが、今回減少に転じている。
届出の受付を開始した2004年からの累計件数は、ソフトウェアが2476件、ウェブサイトが9201件で合計1万1677件。従来と変わらずウェブサイトが約8割を占めている。1就業日あたりの届出件数は4.17件で、前期の4.11件から上昇した。
(Security NEXT - 2016/05/10 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年3月16日〜2025年3月22日)
Google製脆弱性スキャナの最新版「OSV-Scanner 2.0.0」が公開
先週注目された記事(2025年3月9日〜2025年3月15日)
2024年の不正アクセス届出166件 - 脆弱性や設定不備が標的に
先週注目された記事(2025年3月2日〜2025年3月8日)
IPA、「情報セキュリティ10大脅威 2025 組織編」の解説書を公開
「クレカセキュリティGL」が改訂 - ECの対策強化など盛り込む
先週注目された記事(2025年2月23日〜2025年3月1日)
中小企業4社に1社でインシデント被害 - 約7割で「取引先に影響」
先週注目された記事(2025年2月16日〜2025年2月22日)