Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Oracle、定例パッチを公開 - 脆弱性136件に対処

Oracleは、四半期ごとに公開している同社製品の定例アップデート「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を公開した。136件の脆弱性に対処している。

今回のアップデートでは、「Java SE」や「Oracle Database」「Oracle MySQL」を含む15の製品グループに存在する136件の脆弱性を修正した。

「Oracle Fusion Middleware」「Oracle Fusion Applications」「Oracle Enterprise Manager」「Oracle Applications」「Oracle Communications Applications Suite」「Oracle Retail Industry Suite」「Oracle Health Sciences Applications Suite」「Oracle Financial Services Softwares Suite」「Oracle and Sun Systems Products Suite」「Oracle Linux and Virtualization Products」「Oracle Berkeley DB」などの修正が含まれる。

今回修正された脆弱性のうち、共通脆弱性評価システム「CVSS v3」でスコアが「7.0」以上で「緊急」または「重要」とされる脆弱性は44件。同社では、脆弱性の悪用を防ぐため、テスト環境で動作を確認したうえで早期にアップデートを適用するよう推奨している。

(Security NEXT - 2016/04/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2022年に悪用が目立った脆弱性トップ12 - 2021年以前の脆弱性も引き続き標的に
「Java SE」に複数の脆弱性 - アップデートで解消
Oracle、四半期定例パッチを公開 - のべ508件の脆弱性に対処
「WebLogic」など既知脆弱性3件に対する攻撃に注意喚起 - 米政府
「Java SE」に複数の脆弱性 - アップデートをリリース
Oracle、四半期定例アップデートを公開 - のべ433件の脆弱性に対応
Oracle、「Java SE」や「Oracle GraalVM Enterprise Edition」の脆弱性を修正
Oracleが定例アップデート公開 -のべ327件の脆弱性を修正
「Oracle Fusion Middleware」の既知脆弱性に対する攻撃が発生
Oracle、Java SEの脆弱性9件をアップデートで修正