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「Java SE」にセキュリティアップデート - 脆弱性6件を解消

Oracleは現地時間2025年4月15日、「Java SE」のセキュリティアップデートをリリースし、複数の脆弱性を解消した。

四半期定例パッチ「クリティカルパッチアップデート(CPU)」にあわせてリリースしたもの。6件の脆弱性に対処した。

このうち4件については、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアが「7.7」から「7.4」のレンジで評価されており、それ以上とされる脆弱性はなかった。

同社は、脆弱性を解消したアップデート「JDK 24.0.1」「同21.0.7」「同17.0.15」「同11.0.27」「同8u451」をリリース。および「Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.14」を提供している。

今回のアップデートで修正した脆弱性は以下のとおり。

CVE-2025-23083
CVE-2024-54534
CVE-2024-47606
CVE-2025-21587
CVE-2025-30698
CVE-2025-30691

(Security NEXT - 2025/04/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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