JNSA、「情報セキュリティポリシーサンプル」を改訂
日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、「情報セキュリティポリシーサンプル1.0版」をウェブサイト上で公開した。
同サンプルは、同協会の西日本支部中小企業向け情報セキュリティポリシーサンプル作成ワーキンググループが作成したもの。2002年に作成した「同0.92a版」から年月が経過し、技術やサービス、国際規格など環境が変化していることから、改訂作業を実施した。
従来の「同0.92a版」では、対象を中規模以上の企業を想定していたが、「同1.0版」では中小規模の企業を想定。またPDCAサイクルは、従来「DO(実行)」に重点を置いていたが、今回サイクル全体をカバーした。
2013年に改訂された国際標準「ISO/IEC27002:2013」への対応や、スマートデバイスやクラウド、SNSなどの新技術やサービスへの対応。関連規格として「ISO/IEC27001:2013」「ISO/IEC27002:2013」「ISO/IEC27005:2008」「ISO31000:2009」まで含めた。
(Security NEXT - 2016/03/31 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
「Sophos Firewall」に複数の「クリティカル」脆弱性 - 対象機器は1%未満
約1年前にランサム被害、VPNで海外拠点から国内にも - ユニデンHD
セキュリティ管理ツール「Juniper Security Director」に脆弱性
「DMARC」運用に取り組む大学、5割届かず
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
「Chrome 138」を公開 - 11件のセキュリティ修正
アプリ生成「Lovable」に脆弱性 - 生成プロジェクトに影響
ファイル送信用サーバが侵害被害、取引先に影響 - DAIKO XTECH