Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

電子書籍リーダー「Adobe Digital Editions」に脆弱性 - スマホアプリも影響

Adobe Systemsは、電子書籍閲覧ソフト「Adobe Digital Editions」のセキュリティアップデート「APSB16-06」を公開した。脆弱性の悪用などは確認されていないという。

20160309_as_002.jpg
脆弱性が明らかとなった「Adobe Digital Editions」

メモリ破壊の脆弱性「CVE-2016-0954」が明らかとなったもので、悪用された場合、コードを実行されるおそれがある。「Windows」や「Mac OS X」「iOS」「Android」における「同4.5.0」および以前のバージョンが影響を受けるという。

同社は最新版となる「同4.5.1」を公開。適用優先度は、3段階中もっとも低い「3」にレーティングしており、管理者が判断したタイミングでアップデートを実施するよう求めている。

(Security NEXT - 2016/03/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み