Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ゆうちょ銀行装うフィッシング - 複数パターンで攻撃

ゆうちょ銀行のオンラインバンキング「ゆうちょダイレクト」を装ったフィッシングサイトが確認された。複数のパターンで攻撃を展開している。

ゆうちょ銀行のウェブサイトになりすまし、アカウント情報を騙し取る偽サイトについて報告を受けているとし、フィッシング対策協議会が注意を喚起したもの。

現状、2種類のパターンが確認されている。ひとつはポップアップで「ログインパスワードを定期的にご変更ください」と表示するタイプ。もうひとつは「第一暗証は定期的に変更してください」とのメッセージを表示する。いずれも偽サイトであり、アカウント情報など窃取されるおそれがある。

フィッシング対策協議会によれば、12月15日の時点でフィッシングサイトは稼働しており、サイトのテイクダウンに向けてJPCERTコーディネーションセンターに調査を依頼した。

(Security NEXT - 2015/12/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

メールセキュ製品「Libraesva ESG」に脆弱性 - すでに悪用も、国家関与か
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
偽「国勢調査」に注意 - 罰則で不安煽り、記念品で関心引く
システムに不正アクセス、予約者にフィッシングメール - 沼津リバーサイドホテル
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
フィッシング対策協議会、設立20周年記念セミナーを11月開催
「Movable Type」のPWリセット機能に複数脆弱性 - 修正版公開
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
登録者にフィッシングメール、メアド流出か - フォトクリエイト
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少