Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Apple、OS X向けにセキュリティアップデートを公開

Appleは、「Mac OS X」向けにセキュリティアップデート「OS X El Capitan 10.11.1」および「Security Update 2015-007」を提供開始した。

最新OS「OS X El Capitan」向けのセキュリティアップデートにくわえ、「Security Update 2015-007」により、「同Mavericks 10.9.5」「同Yosemite 10.10.5」の脆弱性を解消する。CVEベースであわせて60件の脆弱性を修正した。

カーネルに関する3件をはじめ、EFI、サンドボックス、セキュリティに関する脆弱性を修正。フォントや音声、画像などの処理に関する脆弱性のほか、Apache向けPHPモジュール、OpenSSHなどの脆弱性を解消した。

また「同Mavericks 10.9.5」に関しては、「Security Update 2015-007」でEFIの脆弱性「CVE-2015-7035」へ対応したが、Appleでは、同脆弱性を修正する「Mac EFI Security Update 2015-002」を別途用意している。

(Security NEXT - 2015/10/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
先週注目された記事(2024年4月14日〜2024年4月20日)
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を