タミヤに不正アクセス - ネットショップ登録者など最大10.7万件が流出の可能性
プラモデルやラジコンなどの模型販売を手がけるタミヤは、同社のウェブサーバが不正アクセスを受け、顧客の個人情報が外部へ漏洩した可能性があることを明らかにした。

不正アクセスを受けたタミヤ
同社によれば、7月6日にJPCERTコーディネーションセンターより情報漏洩の可能性を指摘する連絡があり、調査を行ったところ、不正アクセスの痕跡を確認。会員の個人情報が外部へ流出した可能性があることが判明したという。
「タミヤショップオンライン」の登録者最大10万2891件や「TRFプロジェクトサポーター」の登録者最大653件の氏名や住所、郵便番号、電話番号のほか、ログインIDで用いるメールアドレスや暗号化されたログイン用パスワードが流出した可能性がある。また見学を予約した顧客最大3824件の氏名や住所電話番号、メールアドレスが流出したおそれがある。
今回の情報漏洩が原因と見られる被害は確認されていないという。同社では、パスワードについてハッシュ化していたとしつつも、パスワードの使い回しを行っている場合は変更するよう顧客に呼びかける。またセキュリティ対策を実施した上でサイトを再開する予定。
(Security NEXT - 2015/07/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
個人情報流出の可能性、委託先のゼロデイ攻撃被害が影響 - 法政大
郡上八幡の特産品扱う通販サイトが不正アクセス被害
すかいらーく「テクアウトサイト」 - クレカ情報流出の可能性
機器から奪われた管理者アカウントで侵害受ける - ミネベアミツミ
ゼロデイ攻撃で個人情報流出の可能性 - 日鉄ソリューションズ
「愛知全県模試」受験者情報が流出した可能性 - SQLi攻撃で
MDMサーバから従業員情報流出、削除データも - ジブラルタ生保