POS機器のドライバ不具合でクレカ誤請求が発生 - KFC
日本ケンタッキー・フライド・チキンは、POSソフトウェアの不具合により一部顧客に対し、過大に請求していたことを明らかにした。
同社によると、5月から6月までの1カ月間に4件の問い合わせが寄せられたことから調査を行ったところ、クレジットカードを利用した顧客へ料金を過大に請求していたことが判明したもの。2015年1月29日から6月19日にかけて290店舗で1514件、合計で189万5373円分にのぼるという。
一部店舗で導入しているパナソニックシステムネットワークス製クレジットカード決済POSターミナルのクレジットカード読み込み制御を行うドライバに不具合があり、誤った決済情報をクレジットカード会社へ送信したのが原因としており、個人情報の漏洩やクレジットカードの不正利用といった可能性については否定している。
同社ではクレジットカード会社を通じて返金処理を行う。6月19日より停止していたクレジットカードによる決済は、ドライバの修正や検証を実施した上で7月下旬より再開する予定。
(Security NEXT - 2015/07/02 )
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