Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

指定難病の更新案内に別人の個人情報を記載 - 神奈川県

神奈川県は、指定難病の更新案内を対象者へ送った際、128人分の案内書において別の対象者の個人情報を記載していたことを明らかにした。

6月24日、指定難病の更新案内を対象者228人に送付した際、そのうち128人の案内書に、別の更新対象者の個人情報を印字していたというもの。25日、案内を受け取った更新対象者から問い合わせがあり判明した。

誤って印字されていたのは、氏名や居住地、生年月日、受給者番号、指定医療機関の名称と所在地など。以前に更新案内を作成した際に使用したファイルにデータを上書きして、新しい更新案内を作成したが、以前のデータが一部残っていたことから、古いデータがそのまま印字されたという。

同県では、対象者に誤送付した案内書を開封しないよう電話で依頼したうえで、直接訪問して書類を回収している。

(Security NEXT - 2015/06/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
介護サービス事業所変更届を第三者にメール誤送信 - 笠間市
国勢調査員が書類紛失、外部持出なしと説明 - 生駒市
行政相談のメモを一時紛失、相談員宅で見つかる - 総務省
「バンダイCH」で個人情報流出の可能性 - ランサム被害は否定
個人情報含むファイルを業務チャットで誤送信 - トライトグループ会社
フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト