Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

VM環境が影響を受ける深刻な脆弱性「VENOM」 - 2004年以降存在

VENOMロゴ

仮想マシン(VM)から、ホストに攻撃が可能となる深刻な脆弱性「CVE-2015-3456」が明らかとなった。別名「VENOM」と名付けられ、関係者は影響の有無などアナウンスを開始している。

「CVE-2015-3456」は、フロッピーディスクドライブのエミュレーション機能に特権の昇格が生じる脆弱性で、仮想マシンからホストや同一ホスト上で動作する別の仮想マシンに対する攻撃が可能となる。同脆弱性は、2004年以降存在していたという。

CrowdStrikeのシニアセキュリティリサーチャーであるJason Geffner氏が発見したもので、「VIRTUALIZED ENVIRONMENT NEGLECTED OPERATIONS MANIPULATION」の頭文字をとって「VENOM」と名付けられた。「VENOM」には、「ヘビの毒」や「悪意」などの意味があり、コブラをモチーフにしたロゴが用いられている。

4月30日に関連プラットフォームのセキュリティメーリングリストへ情報を開示した上で、5月13日に公表した。公表以前の攻撃は確認していないという。

ディストリビューターでは、アップデートの提供を順次開始しており、クラウド事業者なども影響の有無などをアナウンスしている。

(Security NEXT - 2015/05/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

WatchGuard製アクセスポイントに複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「macOS」にアップデート - iOSで悪用の可能性ある脆弱性に対処
「iOS 26.7.1」公開、脆弱性を修正 - 特定個人への攻撃で悪用か
「SharePoint」「WordPress」など脆弱性5件の悪用を警告 - 米当局
「Citrix NetScaler」に複数脆弱性 - 2件で悪用を確認、侵害調査を
「Next.js」の画像生成モジュールにRCEにつながる脆弱性
Adobe、7件のセキュリティアドバイザリを公開
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートが公開
「ServiceNow AI Platform」にSQLiなど複数脆弱性 - 修正版を提供
MSP向け管理ツール「ManageEngine OpManager MSP」に深刻な脆弱性 - 8月に修正済み