Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Unicode処理のオープンソース「ICU4C」に複数の脆弱性

Unicode関連の処理を行うオープンソースライブラリ「ICU4C(International Components for Unicode for C/C++)」に複数の脆弱性が見つかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

同ライブラリにヒープバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2014-8146」や、整数オーバーフロー「CVE-2014-8147」の脆弱性が含まれていることが判明したもの。脆弱性が悪用されると、サービス拒否に陥ったり、任意のコードを実行されるおそれがある。

修正版となる「同55.1」が公開されており、セキュリティ機関ではアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/05/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

JSライブラリ「React」に深刻なRCE脆弱性 - 早急に対応を
ウェブアプリフレームワーク「Django」に複数脆弱性 - アップデートが公開
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
米セキュリティ機関、「ScadaBR」既知脆弱性の悪用に警告
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害
「Android Framework」のゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 米当局
「Unbound」のDNSキャッシュ汚染脆弱性 - 追加対策版が公開
「Android」に月例パッチ、脆弱性107件に対応 - 2件ですでに悪用も
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
マルウェア対策製品「Avast Antivirus」に権限昇格の脆弱性