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Apple、「iOS 8.3」をリリース - 53件の脆弱性に対処

Appleは、「iPhone」や「iPad」など同社スマートデバイス向けの最新OSとなる「iOS 8.3」を提供開始した。前回3月に続き、2カ月連続のアップデートで多数の脆弱性を修正した。

今回のアップデートでは、機能やパフォーマンスの強化、機能の修正などのほかに、カーネルに関する脆弱性8件をはじめ、あわせて58件の脆弱性へ対処。

SafariやWebKitに関する脆弱性26件のほか、ロックスクリーンやサンドボックス、Appleキーストア、パスコードを学習してしまうキーボードなどの脆弱性へ対応した。URLやフォントの処理、ネットワークなどの脆弱性を解消している。

(Security NEXT - 2015/04/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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