Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

セゾンカード会員を狙うフィッシング - カード情報を詐取

セゾンカードの会員向けサービス「セゾンNetアンサー」を装ったフィッシングメールが確認された。フィッシング対策協議会が注意を呼びかけている。

同協議会によれば、問題のフィッシングメールは「セゾンNetアンサーご登録確認」といった件名で送信されているもの。本文では、第三者によるアクセスを確認したなどとして不安を煽り、暫定的に登録IDを変更したなどと説明。本文中のURLへアクセスし、IDとパスワードを変更するよう促す。

フィッシングメールでは、IDやパスワードを「10桁以上」にするよう求めたり、他サイトのIDを使い回さないよう求めるなど、もっともらしい内容を記載しているが、誘導先の偽サイトでは、クレジットカードの番号や有効期限、セキュリティコード、ID、パスワード、メールアドレスなどを詐取される。

フィッシング対策協議会によれば、現時点で問題のフィッシングサイトは停止しているが、今後類似したサイトが公開されるおそれもあるとして、誤って個人情報を入力しないよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/03/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
「ジャンボ宝くじ」無料プレゼントなどと誘導、フィッシング攻撃に注意
【特別企画】脅威動向や実務者が身をもって学んだノウハウなど共有する年次イベント
JPAAWG年次イベント、参加登録を受付 - オンライン参加も対応
「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正
予約管理システムから個人情報が流出した可能性 - 呉竹荘
メールセキュ製品「Libraesva ESG」に脆弱性 - すでに悪用も、国家関与か
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減