画面を見ただけでロック解除する向けスマホ生体認証技術
富士通は、スマートフォンに最適化した虹彩認証システムの開発を進めている。
同社では、従来より静脈認証や指紋認証などの技術を活用しているが、サイズ面や性能をスマートフォンへ最適化した虹彩認証システムを開発したもの。
同技術では、端末に搭載した高出力の赤外線LED照明と赤外線カメラを利用。スマートフォンの画面を見た際に、瞳孔の外側にある虹彩を赤外線を用いて取得、認証を行う。虹彩認証エンジンには、Delta IDの「ActiveIRIS」を採用した。
端末のロック解除はもちろん、ウェブサイトのログイン時におけるIDやパスワードの入力などにも活用できるとしている。同社は、今回開発した技術について、スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスのほか、セキュリティソリューションへの適用など応用を検討していくという。
(Security NEXT - 2015/03/06 )
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