LPGAの画像流出は約2万件 - ファイル名に氏名や住所も
日本女子プロゴルフ協会のサーバが不正アクセスを受け、データが外部へ流出した問題で、同協会は流出したファイルが約2万件にのぼることを明らかにした。
同協会では、1月14日に不正アクセスの痕跡を確認。選手や取材記者、選手マネージャーなどの写真が流出していたもので、同協会では1月16日に事態を公表し、詳細を調べていた。
同協会によれば、不正アクセスは2014年12月5日から同月15日にかけて行われ、サーバから2万703件の画像ファイルと1件のテキストファイルが不正にダウンロードされていたという。
1万6064件は、設営物の記録や著作権フリーの素材だったが、ファイル名に氏名あるいは住所が使われていた画像ファイル1606件をはじめ、あわせて4024件のファイルに個人情報が含まれていた。同協会では関係者へ連絡を取り、事情の説明や謝罪を進めている。
同協会では、安全管理に対する規程や手順書を整備、入退室管理など従業員の管理強化のほか、システムにおける技術的な対策を徹底するなど、再発防止に取り組む。
また不正アクセスを受けたサーバに関して、オフィシャルシステムパートナーである日本ユニシスは、開発に一切関与していないと説明している。
(Security NEXT - 2015/02/25 )
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