事故やケガの状態など含む顧客情報を紛失 - 損害保険ジャパン日本興亜
損害保険ジャパン日本興亜は、顧客情報が記載された保険金支払関連書類2729件が所在不明となっていることを明らかにした。
同社によれば、2014年9月に秋田保険サービス第1課において、顧客情報220件含む保険金支払関連書類の紛失が判明。これを受けて全社一斉点検を実施したところ、仙台市の東北冬季事故受付センターで2444件、水戸市の水戸保険金サービス第1課で65件を紛失していることがわかった。
所在がわからなくなっているのは、自賠責保険や任意保険の保険金支払いに関連する書類で、顧客の氏名や住所、電話番号、生年月日、性別、金融機関の口座情報、事故に関する情報などが記載されていた。また一部書類には事故によるケガの状況なども含まれるという。
同社は、社内調査の結果として書類は保管期限前に誤って廃棄した可能性が高いと説明。情報の不正利用も確認されていない。同社では、対象となる顧客へ個別に謝罪を行うとしている。
(Security NEXT - 2015/02/18 )
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