Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

1月の月例パッチは「緊急」1件含む8件 - 一部ですでに悪用も

日本マイクロソフトは、2015年最初となる月例セキュリティ更新プログラム8件を公開した。深刻度「緊急」のプログラムは1件のみだった。一部脆弱性に対してはゼロデイ攻撃も発生している。

20150114ms_001.jpg
1月の月例セキュリティ情報

従来、同社では日本時間の前週金曜日に事前予告を公表していたが、方針転換により今回から未公開としたため、内容に注目が集まった。更新プログラムは8件で、深刻度「緊急」とされる更新は1件。これらであわせて8件の脆弱性に対処したという。

深刻度が、4段階中もっとも高い「緊急」とされるプログラムは「MS15-002」のみ。リモートでコードが実行される「Windows Telnetサービス」の脆弱性を修正した。

(Security NEXT - 2015/01/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ
先週注目された記事(2024年4月7日〜2024年4月13日)
「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中
Fortinet、アドバイザリ13件を公開 - 複数製品の脆弱性を修正
「Rust」によるWindowsバッチ処理に脆弱性 - アップデートが公開
Juniper Networks、セキュリティアドバイザリ36件を公開 - 「クリティカル」も