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2014年11月のフィッシング、史上2番目の規模に

EMCジャパンRSA事業本部は、同社が2014年11月に検知したフィッシング攻撃の状況を取りまとめた。9月からわずか2カ月で、2倍以上へと急拡大している。

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フィッシングの検知数推移(グラフ:EMC)

同社によれば、11月に同社が観測したフィッシング攻撃は6万1278件。前月の3万4787件から大きく増加した。

2014年半ばより減少傾向が続き、9月には2万4794件まで減少したが、10月以降再び増加。ブラックフライデーによるオンラインショッピングの好調を背景に、過去最悪となる2013年10月の6万2105件に迫る勢いだったという。

フィッシング攻撃を受けた回数の割合を国別に見ると、米国が前回から8ポイント増加し、74%と全体の4分の3を占めた。イギリスが9%、カナダが4%で続く。

攻撃件数とは反比例してフィッシング攻撃を受けたブランドは、減少傾向が続いている。前月の217件からさらに減少して11月は200件。2013年後半から2014年前半は、300件前後で推移していたが、特定ブランドへの攻撃が集中する傾向を徐々に強めており、5回以上の攻撃を受けたブランドは117件に及んでいる。

フィッシングサイトのホスト国の割合は、16ポイント増となった米国が50%でトップ。アルゼンチンが5%で続いた。イギリス、ドイツ、フランスがいずれも4%で続いている。日本国内でホストされたフィッシングサイトは30件で、前月の15件から倍増した。

(Security NEXT - 2015/01/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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