Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

【スマホ】約4人に1人が紛失を経験 - 89%が回収

国内において、スマートフォン所有者の23%にスマートフォンの紛失経験があることがわかった。89%に関しては、紛失後にスマートフォンを回収できたという。

同調査は、米Lookoutが9月15日から18日にかけて、国内で18歳以上のスマートフォン所有者1000人を対象に実施したもの。スマートフォンの紛失経験がある日本の回答者は23%。米国や英国では35%、ドイツは29%と、ほかの先進国と比べ、やや低い数字となった。

若年層において割合が高い傾向があり、18歳から24歳では約45%が紛失の経験があると回答。そのうち15%は、年に3回から5回紛失すると答えた。一方、45歳から49歳では12%にとどまる。また学生の紛失率は42%と、社会人の24%を大きく上回る。

紛失した場所で最多だったのは公共交通機関。ショッピングセンター、飲食店、路上、勤務先が続く。地域別に紛失の割合を見ると、沖縄が44%と突出しており、27%で2位だった東北を大きく引き離した。

また89%は、紛失後にスマートフォンを取り戻せたと回答。一方、紛失が多い沖縄では、紛失後に取り戻せなかった割合が高く、4分の1は取り戻すことができなかったという。

(Security NEXT - 2014/11/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「セキュリティ10大脅威2024」 - 個人の脅威は順位表示を廃止
脆弱性の届出が大幅増 - ウェブサイト関連は前四半期比2.2倍に
3Qの脆弱性届け出、ウェブサイト関連が増加
スマホ利用シーンの脅威トップ10を発表 - JSSEC
2022年4Qの脆弱性届出 - ソフトとサイトいずれも減少
2022年12月のフィッシングURL、7カ月ぶりの1万件台
2022年3Qの脆弱性届け出、ソフトとサイトのいずれも増加
小売業における端末の盗難対策、3割強 - コストや人材が不足
保護者の約1割が子どものネット履歴を確認 - 国内外でギャップも
ランサム攻撃に2割が支払い、4割は復旧できず