2014年3Qのインシデント動向、8月に「マルウェアサイト」増加
「フィッシングサイト」は417件で、前期の509件から18%減。内容を見ると、金融機関を装ったサイトが、69.2%で7割を占め、ポータルサイトを装ったものが8.2%、オンラインゲーム関連が6.7%で続く。
一方「マルウェアサイト」は、前期の194件から271件へと目立って増加した。なかでも8月に123件と集中している。また、前四半期に急増した「DoS/DDoS」は沈静化の傾向にあり、前期の88件から18件に大きく改善した。しかし9月に11件と集中していることから、今後の動きに警戒が必要な状況ととなっている。
(Security NEXT - 2014/10/09 )
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