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9月のフィッシング、前月と同水準ながらも今後の動きに注意

フィッシング対策協議会は、9月におけるフィッシングの報告状況を取りまとめた。月全体での件数について前月より大きな変化は見られないが、月末に向けて増加しており、今後の動きに注意する必要がある。

同協議会によれば、9月に同協議会へ寄せられたフィッシングの報告件数は、前月より40件増となる652件。2014年に入り、4000件を超えて過去の最多記録を更新するなど高水準での推移が続いていたが、8月には1000件を下回り、9月もほぼ同水準で推移した。

しかし、月内の動きを見ると今後注意が必要だ。同協議会によれば、19日以降、金融機関を装ったフィッシング攻撃が増加しており、同様の傾向を警察庁でも観測している。

同月前半の報告数が少なかったことから、月全体の報告数としては前月から微増にとどまったが、月末からの動きが続けば、再び大きく増加する可能性もある。

フィッシングサイトの公開に利用されたURL件数は、前月より2件減となる182件。フィッシングに悪用されたブランド件数は14件で、前月より3件後退している。

また報告数は少ないものの、通信業者を装ったあらたなフィッシング攻撃を確認。オンラインゲーム関連のフィッシングも、引き続き報告された。

(Security NEXT - 2014/10/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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