Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「EmFTP」に意図しないファイルを開く脆弱性 - 拡張子ないファイルの扱いに注意を

エムソフトが提供するFTPクライアントソフト「EmFTP」に、利用者が意図しないファイルを読み込んでしまう脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同ソフトに脆弱性「CVE-2014-3910」が存在。ローカル側の拡張子が付いていないファイルを開く場合に、実行ファイルをはじめ、意図しないファイルを読み込んでしまうおそれがあるという。

すでに「EmFTP」の開発は終了しているため、脆弱性の修正は行われない見込み。同ソフトを利用する場合は、ローカル側において、拡張子の付いていないファイルを開かないなど、注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2014/09/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Array AG」狙う攻撃、関連する複数IPアドレスを公開 - IPA
Ruby向けSAML認証ライブラリに深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害
米当局、「ArrayOS AG」脆弱性など2件を悪用リストに追加
Synology製NASに複数脆弱性 - 情報漏洩やDoSのおそれ
「Avast Antivirus」macOS版に脆弱性 - RCEやDoSのおそれ
「MS Edge」にアップデート - 脆弱性14件を解消
「Langflow」に未修正脆弱性、緩和策を - 報告者「修正が後回し」
深刻な「React」脆弱性、米当局が悪用に注意呼びかけ
解析ライブラリ「Apache Tika」に深刻なXXE脆弱性 - コア部分も更新を