Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

シマンテックら、中小企業の不正送金対策で団体立ち上げ - 啓発活動や対策製品を展開

シマンテックら5社は、中小企業の不正送金防止を目指し、「不正送金マルウェア対策イニシアティブ」を発足した。

オンラインバンキングを使用する中小企業において、不正送金の被害が拡大していることから、問題意識の向上を目的として設立したという。同団体には、シマンテックのほか、同社のパートナーであるデル、富士ゼロックス、富士通マーケティング、リコージャパンの4社が参加している。

具体的な活動としては、中小企業を対象とした不正送金の専用相談窓口を開設。ウェブサイトで情報発信を行うほか、啓発活動として情報提供を目的としたセミナーを全国で展開。不正送金マルウェア対策ソリューションについても提供していく。

(Security NEXT - 2014/08/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

子会社元従業員、ネットバンク経由で3.5億円を横領 - ホッカンHD
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
2023年4Qの不正送金、減少するも高水準 - 平均被害額は大幅増
「サポート詐欺」の高齢者被害が大幅増 - ネット銀の接続促す手口も
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
暗号資産交換業者への不正送金対策を強化 - 金融庁ら
2023年3Qの不正送金 - 被害額が約1.5倍に拡大
ネットバンク不正送金が前四半期の2倍超 - 過去最悪に
上半期の不正アクセスによる検挙は188件 - 前年同期比19.3%減
ネットバンク不正送金被害、上半期だけで前年の約2倍に