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ネット検索で1番危険なサッカー選手は? - メッシは2位

まもなく開幕するワールドカップブラジル大会。気になる選手の情報をインターネットで検索する場合は、注意が必要だ。検索結果に、マルウェアへ感染したり、個人情報を騙し取る危険なサイトが潜んでいる。

インターネットの検索結果において、マルウェア感染を目的とした脅威サイトに誘導される危険度の高いサッカー選手のランキングをマカフィーが取りまとめたもの。

インターネット検索における危険度でトップとなったのは、2013年にFIFAバロンドールに輝いたポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド選手。検索結果の3.8%が、スパイウェアやアドウェア、スパム、フィッシング、ウイルスなど不正サイトで、サッカーファンのみならず、サイバー犯罪者からも人気を集めている。

次いで多いのは、アルゼンチンのリオネル・メッシ選手で3.7%。バロンドール同様、トップをロナウド選手に譲った。3位にはスペイン代表ゴールキーパーであるイケル・カシージャス選手(3.3%)が続く。また、日本人選手で最もリスクが高いと判定されたのは50位の香川真司選手で、不正サイトの割合は1.6%だった。

同社は、不正サイトの傾向として、スクリーンセーバーのダウンロードや、動画配信を装っているケースも多く、「無料ダウンロード」もリスクの高い検索ワードだと指摘。選手や試合に関するニュースを見る場合には、信頼できる公式サイトから閲覧するよう呼びかけている。検索によるリスクが高いサッカー選手は以下の通り。

ワールドカップブラジル大会に出場予定の上位11選手

1位:クリスティアーノ・ロナウド
2位:リオネル・メッシ
3位:イケル・カシージャス
4位:ネイマール
5位:カリム・ジアニ
6位:カリム・ベンゼマ
7位:パウリーニョ
8位:エディンソン・カバーニ
9位:フェルナンド・トーレス
10位:エデン・アザール
11位:ジェラール・ピケ

日本人選手の上位6選手

50位:香川真司
54位:本田圭佑
75位:柿谷曜一朗
100位:長友佑都
107位:清武弘嗣
108位:岡崎慎司

(Security NEXT - 2014/06/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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