フィッシング報告数、依然高水準 - 大手ブランドかたるメールが多種類
8月は前月よりフィッシングの報告数が減少したものの、2018年前半と比較すると依然として高水準で推移している。「Amazon」や「Apple」など大手ブランドをかたるフィッシングメールでは、次々とあらたな文面が確認されているという。
フィッシング対策協議会が、8月に寄せられたフィッシング攻撃の動向について取りまとめたもの。
8月は1874件の報告が寄せられた。前月の1977件から103件減少したが、1000件前後で推移していた2018年2月以前の水準と比較すると依然として高い水準で推移している。
フィッシング攻撃に悪用されたURLは954件。前月を42件下回るものの、前月に続き900件台をキープしており、約1年ぶりのピークを再び迎えている。8月にフィッシング攻撃に悪用されたブランドは、前月から9件減少して32件だった。
(Security NEXT - 2018/09/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
不正アクセスの認知件数が前年比約45%増 - 検挙者は9.4%増加
活かしきれないセキュリティツール、機能の重複も - Fastly調査
減少傾向続いたフィッシング攻撃、5カ月ぶりに増加
スマホ利用シーンの脅威トップ10を発表 - JSSEC
クレカ会社装うフィッシングサイトの割合が激減 - 5%ほどに
フィッシングURLが大幅減 - 10カ月ぶりに1万件下回る
2022年4Qインシデント件数は減少 - ウェブ改ざんなど減少
2022年のサイバー攻撃、前年比38%増 - 教育分野への攻撃増加
2022年12月のフィッシングURL、7カ月ぶりの1万件台
フィッシングURL、ピークの9月から2カ月で半減 - 「偽Amazon」が急増