ネット銀での不正送金を防ぐガイドライン - フィッシング対策協議会
フィッシング対策協議会は、「インターネットバンキングの不正送金にあわないためのガイドライン」を公開した。
インターネットバンキング利用者のアカウント情報が詐取され、利用者の口座から不正送金される被害が急増。従来から見られるフィッシング詐欺にくわえ、利用者のPCを不正プログラムに感染させて情報を盗む手口など手口も巧妙化しているとして、同協議会では被害を防止するためのガイドラインを取りまとめたもの。
同ガイドラインでは、不正送金を防ぐ「2つの鉄則」と題して、第2認証などに用いられる「乱数表」について慎重な入力を求めるとともに、オンラインバンキングを利用する機器を最新の状態に保つよう利用者に呼びかけている。
また、金融機関からメールを受け取った場合や、金融機関のウェブサイトにアクセスする際に確認すべき点などをまとめた「チェックリスト」もあわせて用意。金融機関からのメールを受け取った際や、金融機関のウェブサイトへアクセスする際の注意点を解説している。
さらに、インターネットバンキングで実際に不正送金被害が発生した場合に、相談先などについても取りまとめた。同協議会のウェブサイトからPDFにてダウンロードできる。
(Security NEXT - 2014/05/13 )
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