Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

保育所で乳児や保護者の個人情報含むUSBメモリが所在不明に - 大阪市

大阪市立保育所において、乳児48人の個人情報が保存されたUSBメモリが所在不明になっていることがわかった。

市の発表によれば、3月20日に保育士が事務室でメモリを使用し、ほかのUSBメモリと一緒に袋に入れて鍵付きのロッカーに保管した。24日に再びメモリを使おうとしたところ、同メモリ1本のみ紛失していることが判明。警察へ届け出るとともに全職員で捜索を行ったが発見できなかった。

所在が不明になっているUSBメモリには、2013年度から2014年度の新乳児名簿が保存されていた。乳児48人46世帯分の乳児氏名、生年月日、保護者氏名、電話番号などを含む。また、職員会議議事録なども同じメモリに記録されていた。

USBメモリについては市の規程で、データを使用後に消去することになっていたが、徹底されていなかった。また、メモリにパスワードなどセキュリティ対策も講じていなかったという。同保育所では保護者に対し、説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2014/04/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

小学校で保護者や教職員の口座番号含むUSBメモリを紛失 - 東村山市
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
中学校で生徒の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 高槻市
霊園使用者の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 岩見沢市
USB紛失で町長ら減給、不正利用判明すれば再度処分を検討 - 佐久穂町
USBメモリを紛失、暗号化済みだがPW貼付 - NEXCO西日本
通勤中にUSBメモリ紛失、その後回収 - 新潟県工業技術総合研究所
公民館で個人情報含むUSBメモリが所在不明に - 岐阜市
公立保育園のUSBメモリ、車上荒らしで盗難 - 福井市
組合員情報含むUSBメモリを紛失、データは暗号化 - 建設連合国保組合