三菱東京UFJ、ネットバンク狙うマルウェアに特化した対策ソフトを無償配布
三菱東京UFJ銀行は、オンラインバンキングのIDやパスワードを狙うマルウェア対策に特化したソフト「Rapport」の無償配布を、12月15日より開始する。
Trusteerのオンラインバンキング専用ウイルス対策ソフト「Rapport」を無償で配布するもの。同ソフトは、オンラインバンキングを狙うウイルスを検知、駆除するとともに、通信内容やキーボードの入力内容を保護する。
マルウェア感染により、オンラインバンキングのIDやパスワードが窃取され、他人名義の銀行口座への不正送金される被害が多発していることから、被害を低減するため導入を決めた。国内で同ソフトを配布する金融機関は同行がはじめてだという。
同行オンラインバンキングのウェブサイトから無償でインストールできる。対応OSはWindowsとMacで、スマートフォンは未対応。他社ウイルス対策ソフトとの併用を推奨しているが、一部ソフトとは併用できない場合もある。
(Security NEXT - 2013/12/13 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年4月13日〜2025年4月19日)
IIJ、「Mirai亜種」解析ツールを無償公開 - C2や感染傾向を可視化
「自分は絶対に大丈夫!」との思い込みこそ危険 - 無料啓発教材を公開
複数国連携で「LockBit」の開発者など逮捕 - 防弾ホスティング関係者も
ビデオ通話の「ディープフェイク」見破る検出ツールのベータ版
6月末で「CentOS 7」のサポートが終了 - 移行状況の確認を
ドメイン名やDNSを学べる漫画冊子を教育機関に無償配布 - JPRS
警察庁が開発した「Lockbit」復旧ツール、複数被害で回復に成功
「LockBit」の被害ファイルを復号できるかチェックするツール
アズジェント、攻撃対象領域の分析サービス - 1回限定で無償提供