Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ラック、他社との連携によりサイバー攻撃研究を強化

ラックは、他セキュリティベンダーとの連携を強化し、共同研究を推進すると発表した。手はじめに、セキュアブレインとアズビルセキュリティフライデーと連携する。

日本を対象としたサイバー攻撃の高度化や複雑化が進んでいることから、より効果的なセキュリティ対策を提供することを目指して、同社では従来の研究体制を一新。他社と共同研究を進めるフレームワーク「サイバー・グリッド・ジャパン構想」を構築するという。

他社との連携によってより高度で専門的かつ有機的な連携を目指し、学術的な研究をはじめ、インシデントの事後解決といった活動を展開していく。

手はじめに、マルウェア解析分野でノウハウを持つセキュアブレイン、金融機関に対するサイバー攻撃対策の分野に強みを持つアズビルセキュリティフライデーと連携。今後も取り組みに賛同する企業などを募集していく。

(Security NEXT - 2013/11/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

警察庁が開発した「Lockbit」復旧ツール、複数被害で回復に成功
J-CSIP、2023年4Qは脅威情報15件を共有 - 巧妙なフィッシングの報告も
「AI」の安全性に対する評価手法を検討する機関を設立 - IPA
ネット偽情報対策の取り組みに関する意見を募集 - 総務省
「サイバーセキュリティ月間2024」がスタート - 「全員参加」を呼びかけ
日立システムズ、セキュアブレインを吸収合併 - MSS事業拡大に注力
不正送金被害が前年比5倍と過去最悪 - 年末年始もフィッシング攻撃に警戒を
「メタバースセキュリティガイドライン」の第2版が公開
サイバー攻撃の情報共有で報告書 - 関連文書のパブコメも
J-CSIP、24件の脅威情報を共有 - 標的型攻撃は5件